読書・勉強会

CTOとプロダクトマネージャー10人の話を聞いてきた

白熱プロダクト教室

https://connpass.com/event/139736/

白熱プロダクト教室という勉強会に参加してきました。FinCミラティブユニオンテック600DeNAと様々な会社のプロダクトマネージャー(以下PM)の方のセッションとCTO(最高技術責任者)の方のセッションが用意されており、それぞれ聞いて来ました。感想を記事にしたいと思います。

この記事はOM対談の感想記事であり、その役職を定義する記事ではありません 。

プロダクトマネージャーとは

プロダクトマネージャーの役割

  • 意思決定(権限を持つ人)
  • 熱量の伝搬
  • エンジニアのマネジメント
  • プロダクトの成功に意識を注力する
  • 文化の保持、カルチャーの維持
  • モチベーションの維持

今回の5人の対談を聞いて、プロダクトマネージャーの役割とは上のようにまとまると思いました。特に従業員のモチベーションを保つことも役割で「人間のモチベーションは人間でしか上げられない」という言葉が印象的でした。

プロダクトマネージャーは例えるならばミニCEO

PMマネージャーになるために何をしたらいいか?(正確にはどの会社に入るべきか?)的な質問を投げかけられた時に、「起業するのが早いです」という意見がでました。(会場は大笑いでした)

この例えは本当に的を得ていて、大切な意識だと思います。まずPMという役割を最も的確に例えている点と、後述する「PMは必要か?」という問いに対する議論の答えの1つでもあるからです。

【質問】PMは必要なのか?

この答えは企業の成長のフェーズよっては必要だという意見に私は共感しました。企業がスタートアップの時期はPMは必要なく、大きくなるにつれて必要になってくると、そう思います。

最初は事業を立ち上げた人が会社全体を見渡してコントロールできますが、大きくなるにつれて自分の分身を必要とするようになります。そのとき現れるのがミニCEOであるPMなのだと解釈しました。

特に

  • 意思決定
  • 文化の保持・カルチャーの維持
  • エンジニアのモチベーションを維持する

特にこの役割において必要だと思います。意思決定はあくまでも誰が決めるかを決めておくと言う、権限移譲のあり方だと言う意見もございまいました。

【質問】デザインやプログラミング等について知っておくべきか?

エンジニアとの共通言語として必要であると思う。ただし〜

「ただし〜」はPMごとにそれぞれの意見があったのですが、みなさん共通してエンジニアからの信頼をちゃんと得られることが大切だと言っていました。

しかし、次章でCTOの話を書きますが、優秀で信頼できるCTOがいるのであれば、必要ないのではないかなと思いました。

CTOとプロダクトマネージャー

CTOの役割

  • 事業実現のための技術的最適解を模索する
  • 現場のエンジニアをマネジメントし、納期通りにプロダクトを実現させる
  • 現場のエンジニアの労働環境を整える
  • 時にはプロダクトの進捗の調整なども行う

昨日のお話をお聞きして理解したCTOの役割はこんな感じです。

CTOとPMの関わり

CTOの5人に向けて、「最近プロダクトマネージャーと喧嘩したことはある?」という質問が飛びました。この質問にはどのCTOも笑っていて、CTOはPMから無理を言われる立場である構図が読み取れました。

他にもCTOとPMの関係が読み取れる話がありました。PMがあえて無理な納期を提示して鼓舞するが、実際はその3ヶ月遅れくらいの納期を心の中では想定しているという話です。「8月までに終わらせて」と言っていたら、心では(こう言っておけば10月くらいには終わるかな)というものです。当然本気で8月で終わらせられるように無理を言ってくる人もいるかもしれませんが。

確かに事業を進めていく上で、どれだけ正しい納期・猶予を持たせられるかは大きな課題だと思います。実際に動くものを作ることができる納期だったとしても、技術的負債が残り、運用コストが高く、バグの多いシステムを作ってしまったら元も子もありません。

だからPM側はあえて最初に無理を言って、CTOがどういうかを聞くという会話形式なのだと思いました。

それでも無茶を言い過ぎているように感じて、CTO(エンジニア)側で炎上したりもするそうですが(笑)

CTOはPMを支えている

CTOの役割はプロダクトを本当に進められるかを管理する現場監督であり、現場の作業に落とし込むための役割です。サービスを構築するための指示を出すこともあれば、現場のエンジニアが熟練であれば、アーキテクチャについて相談してみたりしながら、どうやって作っていくかをひたすら考えます。

こうして考えるとPMのエンジニアリング知識は、CTOがいれば必要ないのかなと思えてきました。

PMがエンジニアリングの知識がないと、エンジニアからの信頼を獲得できないことはよくわかるのですが、エンジニア側は無理を言われるのが嫌なだけであって、プロダクトをちゃんと回していける人であれば、その人を信頼すると思うのです。ではその無理を言われるケースをどうやって防ぐかと言うと、CTOがマネジメントをします。この構造が出来上がれば、PMはよりプロダクトの成功に専念できるのでないかと感じました。

終わりに

私はまだ駆け出しの1エンジニアですが、キャリアプランを考える上で、そしてマネージャーの方々がどのような意識で普段業務を回しているか知る機会が得られて、とてもいい時間でした。

みなさん酔っ払いながらざっくばらんに話していただけて、情報量が多過ぎでまとめきれないことがとても残念です。

質問もたくさん飛び交っていて、とてもいい集まりでした。またぜひ参加したいです!

お読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
hirayuki
今年で社会人3年目になります。 日々体当たりで仕事を覚えています。 テーマはIT・教育です。 少しでも技術に親しんでもらえるよう、noteで4コマ漫画も書いています。 https://note.mu/hirayuki